開発者ひとりと、たくさんの PDF
私は AI を活用して小さなツールを作り、それを海外のユーザーに届けるために必要なことを書き残している個人開発者です。
運営しているのは誰か
このサイトは一人で運営しています。背後に会社もチームも資金調達もありません —— ただ、あなたの契約書をどこのものか分からないサーバーへアップロードさせ、ダウンロードする前に登録を求めてくるオンライン PDF 変換サイトに疲れた開発者が一人いるだけです。
私は AI の支援を受けながらツールを作り、その過程を記録しています。何がうまくいき、何が静かに失敗するのか、ユーザーが十数か国に散らばっているときの決済、ホスティング、翻訳、解析、広告はどう扱うのか。このサイトもそのプロジェクトの 1 つで、他の記事と同じく、拠り所は「実際に世に出たもの」だけです。
このサイトができること
PDF Toolkit は、日々発生する 19 種類の PDF 作業 —— 結合、分割、回転、削除、並べ替え、圧縮、ロック解除、透かし、ページ番号、PDF から画像、画像から PDF、Word から PDF、QR コード、テキスト比較、favicon 作成 —— を 1 か所に集めました。そのすべてがブラウザ内だけで動作します。
この 1 つの設計判断が、ほかのすべてを決めています。サーバー側で処理しないということは、登録するものも、サイズ別の有料プランも、待ち行列も、他人のディスクに置かれた文書のコピーも存在しないということです。電車の中でも、制限の厳しい社用 PC でも、サイトをネットワークから切り離した後でもツールが動くのも、同じ理由です。
誰のためのツールか
週に数件の文書を扱うだけで、そのために 400 MB のデスクトップソフトを入れたくない人向けです。クライアント向けの資料をまとめるフリーランス、講義スライドを結合する学生、締め切り前に署名ページを削除する必要がある会社員、そしてメール添付の上限より 40 MB 大きすぎるスキャン書類を送らなければならない人。
1 日に何千件もの文書を扱うのであれば、必要なのは Web ページではなくコマンドラインツールか API です。ここは、たまに発生する急ぎの単発作業のために意図的に作られています。
私が心がけていること
できないことを正直に書く
Word から PDF への変換は文書をラスタライズするため、文字は選択できません。圧縮は鮮明さと引き換えにサイズを小さくします。こうした限界は変更履歴に埋めず、ツールのページに書いています。
データを人質にしない
登録の壁も、1 日の上限も、有料プランで消せる透かしもありません。ツールが存在するなら、ページが読み込まれた瞬間からすべて使えます。
間口を広く保つ
サイトはディスプレイ広告で成り立っています。あなたに課金することも、何を変換しているかを覗くこともなく実現できる、いちばん邪魔にならない方法として選びました。
ご挨拶でも、苦情でも
不具合の報告、足りないツール、率直な批判はすべて歓迎します —— 一人のプロジェクトなのでフィードバックはすぐ届き、ご要望には目を通します。